滞在5日目
2022 12 26
ミュージアムでの制作のため、ストックホルムへ電車で5時間かけて移動。
ネットで予約していた列車は急遽運休になったらしく、慌てて別の便を予約し直す。
(全てのものがネット経由となり、駅の窓口は無人。こういうときに非常に困る。)
今回の旅は田舎からのスタートだったので、ストックホルムがものすごく都会に感じるが、港に出れば木造船の学校や制作現場があったりで、この国のものづくりへの愛情のようなものが伺える。
先日の工芸学校でも感じたが、日本は木の文化がまだ残っていると思っていたのは間違いなんではないのかと。もちろん国や行政や何らかの支援を受ける形のレベルでは残っているが、一般市民の心に残っているかといえば疑問で、でもこちらの国の人には確実にそれを感じることができる。
(それが普通すぎるがゆえに、日本のように工芸作家として食べていく難しさはある)
夜は同じ展覧会に参加のアーティストやパリから来たギャラリストと一緒に、伝統的なスウェーデン料理を食べに。
トナカイの肉と北極イワナを頂いた。どんな料理にもほぼベリーが添えられている。
とても美味しいのだが、身体が疲れていて眠くて仕方がない。
しかし、フランス人は本当に食べることが好きだな。
バーに飲みに行ってからレストラン行って、またバーに飲みに行く。食事中も突然歌が始まって強い酒で乾杯してまた食べる。
歌って踊って飲んで食べて。
なぜか100%でそれについていけない自分がどこかにいて悔しい。