滞在2日目 (3)
2022 11 01
今日は農村の建築などを見学。
写真1,2
教会の屋根は住民が持ち寄った赤松の芯材で葺かれている。日本の松より成長が遅いため、脂が多く長持ちすると思われる。
スウェーデンでは大抵、湖の近くに教会が建てられ、夏は舟、冬は氷の上を馬車を走らせ集まっていた。
写真3
17世紀からの古い民家群が、地元のボランティアによって美しく残されていた。100年前まで現役。
材は主に赤松。
写真4
屋根は脂気が多く腐りにくい白樺の樹皮の上に、赤松を4つに割っただけの材が重りとして乗せられている。
農村では、ほとんどの家がこの組み合わせだった。
写真5
火災をくぐり抜けた松は、一時的に成長が遅くなり、より目が詰んで強い材となる。肝心な場所に使われていた。
写真6
トイレ。3人並んで用が足せる。使わせてもらってみたが、思ったより快適。ただ真冬は、、、。
写真7-10
おばあちゃんの隠居小屋。
牛1頭、山羊3頭との同居。部屋に家畜がいるだけで暖房になる。
ベットと暖炉、家具少しに小さな窓が2つあるだけだが、なぜか豊かな生活がイメージ出来てしまう。